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純啓先生は当たる？口コミではほとんど当たっていないのに人気の理由
ピュアリというサイトで占いをしている純啓先生という男性の鑑定士がいます。ピュアリにはたくさんの占い師が在籍しています。200人以上もいます。その中でも純啓先生は人気があります。
もっと人気のある先生はいますが、それよりも、もっと人気のない先生の方が多いのです。ですから、純啓先生は人気がある方です。
占いと言うと、当たるかどうかだと考える人が多いのですが、純啓先生はあまり当たっていません。正確には、純啓先生の口コミを見ると、「当たった」という話がほとんど出てきません。
ほかの人気の先生は出てくるのに、純啓先生は出てこない。ということは、あまり占いが当たっていないんだろうと思われます。
ですが、ここで純啓先生に相談する価値はないと考えるのは、非常にもったいないことだと言えます。当たる、当たらないが占いのすべてではないからです。
純啓先生はどのくらい当たる？
占いの当たったには２つの意味があると思います。１つは未来のことを当てること。もう１つは現状や過去のこと、相手の気持ち、性格などを読み解くこと。
前者を「当たった」、後者を「見えている」と表現することにしますね。占い師ならば、どちらもできるはずと考えがちですが、そうでもないのです。
人気の鑑定士だとしても、そのほとんどは、どちらかにかたよっています。口コミを見る限りではそうなります。
未来を見るのがうまい占い師なのか、現状や過去を見るのがうまい占い師なのか。もちろん、どちらも口コミに多く出てくる先生はいるのですが、それは少数です。
では、純啓先生はどうなのかと言うと、これがどちらも少ないことがわかります。未来のことが当たってもいなし、現在や過去のことが見えてもいない。
口コミを見る感じではそうなってしまいます。でも、これには、ちゃんとした理由があるのです。
私は48人の人気の占い師の口コミを見てみました。その中の一人が純啓先生なんですね。48人の口コミの中で、どのくらい「当たった」とか「見えている」という話が出てくるのか。
一番多い先生でも27.9％でした。だいたい3～4件の口コミに一回は、「当たった」と出てくるような計算です。48人の平均は11％でした。10件に1件ぐらいなら、普通なのです。
純啓先生の口コミには「当たった」が2.4％しか出てきませんでした。「見えている」も3.4％です。どちらも平均よりもかなり低いんですね。
48人の中では「当たった」が42位、「見えている」が39位です。どちらかと言えば、「見えている」の方が多いと言えますが、どちらも平均よりはかなり低い。
占いが当たったケースを見てみると
それでは、「当たった」と言われている口コミを１つ見てみたいと思います。
「先生に視て頂くのは２回めですが、２年前に視て頂いた時の先生のはっきりした言い方が２年後には現実になり、驚きました。」
2年後に当たりましたという報告です。たしかに当たっているのでしょうけど、だいぶ先だったなという印象なんですよね。よくおぼえていたなっていうぐらい。
たとえば、ほかの先生が当てる場合、復縁の相談とかで「○月頃に彼から連絡が来るよ」と言って、それが当たるケースがあります。時期も含めて当たる。
純啓先生の占いは、そういう時期を占ったとも思えません。2年後になって、あることが起こって、そういえば、純啓先生がそんなこと言ってたなって感じです。
だから、ちょっと「ズバリ当たった」というよりも「流れは当たった」みたいな感じなのかなと思えてしまいます。
どうでしょう。純啓先生の占い。物足りないような気がするならば、それは占いというものの見方が間違っている証拠です。これが純啓先生の占いで、純啓先生はとても高い評価を得ている先生だからです。
純啓先生が当たるのかどうかはわかりませんが、そもそも当てる気がない先生だということは確かです。それはどういうことでしょうか。
「運命は変えられる」という考え方
純啓先生のプロフィールページには「先生からのメッセージ」というのがあるのですが、そこに明確に書かれています。
「時々、ご相談者様から「私の未来はどうなりますか？」とご質問されることがあります。しかしそうではなく、どうなりたいか、どうしたらいいのか、その為には何をすべきかという他力本願だけではない未来へ向けての能動的エネルギーの発動が必要なのです。」
こう言っています。難しい言葉もありますけど、要するに「未来を見たって仕方ないんだよ」と言っていますね。未来を見る占いの否定。さらに「自分で作っていくのが未来なんだよ」と言っています。
男性の先生の場合は、こういった信念というか哲学のようなものを持っている先生が多くいます。だから、すごく納得できる鑑定になることも多いのです。
純啓先生の場合は、未来を予言することなんて意味がないわけですよね。自分がどうなりたいかを実現するには、どうしたらいいかというのが、純啓先生の鑑定だとわかります。
その言葉通り、口コミには「当たった」なんていう話は、ほとんど出てこないわけです。信念通りの鑑定をしているとも言えますよね。
占いは当たるがすべてではない。これを知っている人が鑑定を受ければ、十分に納得できる鑑定になるし、満足度も高い先生なのです。
純啓先生の占いで当たるということの意味
純啓先生の占いで当たった人の口コミをもう一度見てみると、2年後に現実になったことが書かれていました。これを占い目線で言ってしまうと、2年後を当てたという話になります。
これは違いますね。
おそらく、純啓先生は2年後にこうなるとは言ってない。相談者のなりたい姿を聞いて、そのためにはどうすべきかをアドバイスしているはずなんです。
そして、相談者はそのアドバイスを実践したのでしょう。その結果、2年の年月がかかりましたが、現実となって現れた。こういう流れだと思います。
ですから、未来は変えられると同時に、時期もやっぱり変えられるという発想ですよね。どういう相談内容かにもよりますが、どう行動すべきかで、実現するまでの期間は変えられるんだと思います。
つまり、純啓先生の鑑定を受けるなら、そのアドバイスをきちんと受け止めて、実現できるように努力することが必要なんでしょう。そしたら、当たるということですよね。
もっと言えば、当たらないということもない。どう行動していくかで、未来は希望通りに変えられる。これを理解している人が、純啓先生を高く評価しているのでしょう。